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広島生まれ滋賀在住。   『毎日Enjoy!』をモットーに日々笑顔で過ごそうと心がけてる、ぐ~たら主婦&おおらか母の【今日のできごと】 (KAT-TUN亀梨和也によって第二の青春謳歌中!)


by takagame
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亀梨和也の生きる道

亀梨和也の生きる道_b0100510_16562637.jpg
【ぴあEX 4月号】
書きたいことは山ほどあるけど、なかなか文章にできない・・・し、
かといってこのままほっとくとUPもできそうにないので、抜粋して思うまま綴ります。
(すごく長くなってしまいました^^;)

取材に対する根本的な応えは以前から口にしてることなのに、このインタビューがファンにとって素晴らしいものになったのは、
取材開始時、目の前の本誌をパラッとめくり「これ、たくさんコメントとりますね」と取材の意図を即座に汲み取ったり、以前複数の取材が押して「ぴあ」の時間が短くなった時にも「(自分の休憩時間削るから)大丈夫!」といって取材・撮影と妥協せずに一緒に記事を作り上げたりするなど、普段から亀梨和也の仕事に対する姿勢を編集者も知っていて、更につき詰めた今現在の「亀梨和也の声」を、聞き手(インタビュアー)が感じたように文字にして届けてくれたからじゃないかな、と思います。

目をつむり深呼吸をしたあと「よっしゃ!」と気合を入れてスタート。
手抜きは一切ナシ、どんな仕事でも全力で挑む。
走り続ける男、亀梨和也24歳。彼の核を成し、推し進める“モト”を探ってみた。


- KAT-TUNのメンバー(仲間=ライバル)と自分を比してのコンプレックスはないのだろうか。
『今でも思うけど、俺って取り柄ないの。
うちのメンバーはすごくこだわりが強いけど、俺はこだわりとかないし、なんもないな、って思う』


- 個性がないと生き残れない世界。無理やりにでも何かを探して自分の武器にするのがこの世界の“普通”だと思うのだが。
『それをやると俺っぽくないし、柔軟で軽い自分も好きだから。
俺は“演じ屋”として立たせてもらっていて、周囲のものすごい数の人達の才能や努力に支えられているので、そこで自分は常にベストの状態でなければいけないとは感じます』


「取り柄がない」とは昔から言ってるけど。(いつも出てくるのは「野球」だし。笑)
子どもの時には体が小さいコンプレックスから「上手くなりたい」一心で野球の練習をし世界大会に出たように、
ジャニーズに入ってから最初に感じた「なんでみんな踊り上手いんだろう?かっこいいんだろう?」というコンプレックスで、踊りも魅せ方もすごく努力したんじゃないかな。
ダンスはみんなやるものだし「誰もやってない」とか「目立つ」ものではないけど、Jr.の頃からダンスには定評があったし、東山くんと比較されるくらいのキレあるダンスが踊れる個性を身につけたこと、これが最初で最強の武器だと(踊る亀梨和也に魅了された)私は思います。
そうやって、求められるものに応えられるエンターテイナーとして育ってきたんだと。

『「自分がこうしたい」というよりも「こうしたら喜んでくれるだろうな」って思いが強い方かな。
自分が「えっ?」と思うことでも、やることで楽しい現場になる、とか、仕事がスムーズになってみんなが助かるだろうな、というのは我慢できるタイプかもしれない。』

- かなりの気遣い屋。
『でもそこにストレスを感じるわけじゃなくて。
許容範囲が広いんじゃないですか?自分で言うのもなんだけど(笑)』


真面目。亀梨を見ていて強く感じるイメージだ。亀梨と仕事をしたことのある人間は、だれもが思う。本人もそれを自覚している。
『うん。真面目ときどきやんちゃ、みたいな(笑)』
『わがままを言ってた方が楽だし、言える人は得してるな、とは思うけど。
でも俺は、そうなったら逆にストレスになる。
周りに気を遣わせてる自分にストレスを感じると思うから。性格だろうね。』


- 『自分には取り柄がない』と言った。けれども、それこそが自分の武器になる、と亀梨は考えている。
『フラットな状態でいられるのは、強みかもしれない。
固定観念を持たないで生きようと思っていて、仕事の上でもそう。疑問に感じることもあるけど、とりあえず消化してみれば何か違うものになるかもしれないと思って。
亀梨和也にとってプラスになるかマイナスになるかはやらなきゃ分からないなって。
いろんなことをやるから俺のイメージって錯乱してると思うの。それはすごく感じる。でも、それが俺だし』


-アイドルの覚悟を好きな野球に例えてこう表現する。
『来た球は全部打ち返すのが、ジャニーズだと思う。
「これだけしかやりたくない」と言うのであれば、ジャニーズにいる必要がない。
俺は「できない」って言いたくないし、やれば何かが見えてくる。いろんなことをやってるけどひとつひとつの仕事に誇りを持って自分なりにきちんと向き合って、手を抜いているわけじゃない。』


この応えは今の私の中のモヤモヤをちょっとすっきりさせてくれた。
今までも同じようなことは言ってたけど、今までの「俺は・・・」から、今回「ジャニーズは・・・」となったのは、SMAPとの共演が大きかったんだと私は思います。

『最近先輩と絡むことがあると「タレントってこういうことなんだ」って教えられる気がする。
やりたいこととやらなきゃいけないことがある中で、どんな状況でも消化できてて。
“こうじゃなきゃ絶対にだめ”というのではない、その時の状況によって自分を通してちゃんと消化しているから、すごいなぁ、と。
そういう人間でいたい、俺も。』


現実はそうなんだよね。
アイドルは特に「自分がやりたいこと」と、「求められてること」「やらなければいけないこと」が違うことが多くて、それをこうやって自分の中で消化してやっていかなきゃいけない。
仕事だからね。
芸能に限らず「好きなこと」=「仕事」になる人なんてそうはいないし、「それだけやってればいい」なんて世間は甘くない。
それを先輩たちは「自分を通してちゃんと消化してる」。
先輩たちだって「今」に至るまでには紆余曲折もあり、若いうちから(そう思うことさえ)難しいのかもしれないけど、「タレントとは」「アイドルとは」を身を持って実感できるのは貴重な体験だったんじゃないかな。
カメは常にフラットな状態でいられるから「こだわり」がある人より葛藤がないのかもしれないし、フラットでいなければならない状況で育ってきたからすんなりそう思えるのかもしれない。

- 求められることに対して全力で応える。では、自分で好きなことができるとしたら何を選ぶだろう。
『その質問が一番難しいね。「何をやって欲しいのかな」と周りにリサーチをかけちゃうかも』

- サービス精神が骨の髄まで染みているのが分かる言葉。
『周りの人にいい顔したいとか気持ちよくさせようというんじゃなくて、そうしている自分が好きなだけ。
それが楽しい。』 

『俺、(四人兄弟の)三男坊だからかもね。お兄ちゃんが機嫌悪かったらどうしよう、とか、常に考えて生きてた。状況に瞬時に対応できる柔軟性がないと生きていけなかったんですよ。小さい頃から。弟も見ないといけないし、兄貴もいて親もいるという環境で。長男には『お前はずる賢い』って言われてた(笑)』

そう言いながら家族がいかに自分を大切にしてくれるかも語る。それが、亀梨和也である。

周りの人がどうしてほしいか、をまず考える。
三姉妹の真ん中で育った私にはすごくわかる。
和也はみんなを笑わせる甘え上手な子だったけど、私の場合は常におとなしく無口で自分の意見が言えない子だった。自分の意志さえ何かわからないような・・・。
忙しい親の手を煩わせないように自分で何でもやってたし、無理を言うこともなかった。
何が欲しいか聞かれても答えられなかったし、習い事だって自分の意志で言い出したものはないのに止めずにずっと続けてた。
相手がどうしてほしいのか、を常に考えるのは今より子どもの頃の方が強かったな。
これが、子どもの頃から仕事して、耐えず誰かに期待されてたら、「当たり前」になるのも分かるし苦痛じゃないのも分かる。
カメは無理してるわけじゃない。

- 負けず嫌いで名実ともに一番になりたい気持ちが強いのだろうと思っていた。かつてはそうだったかもしれない。しかし、亀梨はすでにもっと高いところを見据えている。
『何かをした時に、自分の理想の形になることが“一番になること”だと思っているから、その理想に近付けたいとは思う。
すごい挫折もしますよ。理想通りにできても結果に残らないときとか。自分がズレてるのかな?と感じることだってあって。
だから自分の感覚が100%だとは思わないようにしてる。
もちろんやってるときは100%でやってるし、そういう自信がないとできないんだけど。
すべて100点取れてたら、年々自分が小さくなっていきそうな気もする』


- 背負う責任の重さを考えると、その心の持ちようの強さに驚く。
『ポジティブなのかな。逆境には強くないよ。シュンってなるから(笑)。けど、なんだろう?ヘコみはするけど、止まりはしないというか。その傷を治しつつ、進んでいく』
進む力になるのは
『ドラマでも音楽作ってても、ひとりじゃないって思わせてくれる環境があるから。ひとりだったら、すぐにシュンとなって終わってますよ。実はそんなに切り替え早いタイプでもなくて。・・・本当に日々反省です。』

- 芝居ひとつにとってもその伸びは飛躍的。相当な努力をしてきた賜物に違いない。
『努力しているつもりはないよ。もっと努力家の人はいるし。・・・できなかったり恥をかくことが怖いからやってるだけ。そっちの方が重いな』

ドラマ撮影終了後、夜11時の取材。
こちらの求めに対してきっちり打ち返してくれた。
24歳になる今、人間としての深みを見に着けつつある。
この一級品の素材が将来どのような輝きを放つのか、見守っていきたい



思ってることがこれだけ伝わってくるってほんとに素晴らしいことだと思いました。
活字にすると言葉が足らず誤解されたり、読み手の思いで感じ方が違ったりする中、ファンが求めている記事をこうして形にしてくれることが本当に嬉しかった。
取材の意図を悟ってそれだけのことを話してくれたカメも、「亀梨和也」をこうやって伝えてくれた【ぴあEX】もありがとう☆彡
私もこの『一級品の素材』を持つ彼を、見守っていきます。
by takagame | 2010-03-01 21:03 | 亀タイム